日傘を差して歩いていたら、突然ガス漏れが起こったのかしら?
雲から変わった色の雪がちらついてたのよ。
瞬間、あたしに突然大きな羽が生えて空へ運んでくれたの!
空では吹雪となった雪があたしの周りをくるくると回ってるわ。

横ではお隣のおばさんが大事にしてる子猫も優美に舞い上がってたの。
あたしは子猫を一緒に連れて行くつもりよ。
たくさんいればいる程楽しくなるに決まってるもの。
下で皆は眠りに落ちてるけど、それでもあたしは飛んでるのよ。
だから、その隙に!

・・・あたし言われたわ、飛んでる夢を見てるんだって。
でもあたしは眠りたくないのよ。
すぐにそうなる事なんて、とうに知ってるもの。
だからあたしはスリッパも履かずに飛んでるの、
周りを覆う霧が刺激的だわ。

そこでも子猫は楽しげにはためいてるのよ。
でも、あたし子猫に足がないことに気がついてしまったわ。

それと、あと一つだけ悲しいことがあるの。
それは明日学校を休んでしまうだろうということ。
あたし、まだ何も学んでないもの。
でも、かわりに遊びに行くつもりなのよ。

あっいけない、下にカレンダーを忘れてきちゃった!
夏は冬のあとにくるのは知ってる?
あたしなんにも後悔してないわ。
冷蔵庫で冷やしてるキャンディのほかにはね。



あたしは青い星を見ているの。

鳥を知り空を知るはいいことだわ。

彼らが失敗したおかげでこれを見るチャンスが手に入ったんだから!


Nezhnoe Eto。
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